公務員

【実体験】町役場の広報担当になると月20万稼げるスキルが身に付く理由を紹介

 

  • 公務員の広報担当とは?
  • 公務員の広報担当で辛いところは?
  • 公務員の広報担当を経験するメリットは?

 

こんな疑問にお答えします。

 

本記事の内容

  1. 公務員の広報担当について
  2. 公務員の広報担当で辛かったこと5選
  3. 公務員の広報担当のメリット4選
  4. 公務員の広報担当経験をいかした副業

 

ぼくは地元の町役場で5年間にわたって地方公務員として働き、4つの部署を経験してきました。

「その中で最も印象に残っている部署は?」と聞かれたら、採用2〜3年目に担当した広報担当だと自信をもっていえます。

 

そこで今回は「広報担当の公務員」というテーマで紹介していきたいと思います。

 

では前置きはこのへんにして、早速始めていきましょう。

 

公務員の広報担当とは?

疑問に思うサボリン

 

そもそも公務員の広報担当とはどういったものなのでしょうか?

 

広報担当とは、主に自治体が発行する「広報紙」を作成する人のことです。

 

みなさんの家にも、毎月役所が発行している雑誌のようなものが送られてきていなかったですか?

あれは役所が発行している広報紙というもので、その月にあったイベントや制度の詳細などを住民に告知するものです。

 

広報担当は紙面に掲載する情報を集めたりイベントに取材に行って記事を書き起こしたり、広報紙作成にかかる業務全体を担当します。

 

また自治体によっては、HPの運営なども兼任していることもあります。

 

体制は「委託」か「DTP」

 

広報担当の体制は大きく分けて以下の2つです。

 

  • 委託:素材の写真や文章などは役場が用意して、紙面レイアウトや原稿データは業者が作成する
  • DTP:素材から紙面レイアウトまで、印刷以外の紙面構成にかかる全ての工程を担当する

 

特に町村部とかの規模の小さい自治体だと、予算削減のためDTPでやっているところは多いです。

 

ちなみに、DTPとは「Dest Top Publishing」の略で、パソコンで作られた印刷データのことを指します。

 

公務員の広報担当で辛かったこと5選

冷や汗をかくサボリン

 

公務員としていろいろな部署を経験してきましたが、1番楽しかったのも広報担当ですし、1番辛かったのも広報担当です。

 

ということでまずは、「広報担当として辛かったこと」からご紹介します。

 

校了日のプレッシャー

 

広報担当は締め切りのプレッシャーが半端ないです。

 

公務員として働いているとよく、県や他自治体からの照会があります。

そういった依頼には期日が設定されていますが遅れることが割とザラ。

県も遅れる前提でわざと期日を早く設定していることもあります。

 

しかし広報担当が印刷業者にデータを納品する「校了日」の期日は絶対です。

印刷業者も前もってスケジュールを組んでいるので、広報の校了日だけはどうしても変更することができません。

 

毎月下旬の校了1週間前くらいは、校了のプレッシャーと残業の増加でかなりピリピリしていました。

 

1人担当+専門性が高いため、フォロー体制0

 

特に職員数の少ない町役場とかの場合、広報担当は基本1人のことが多いです。

また予算削減のため、業者に頼む部分は印刷だけにするDTP体制であることがほとんど

 

DTPの場合、使用するソフトはAdobeのIndesignやPhotoshopなどです。

こんなソフトは当然ほかの職員は使えません。

 

広報担当の業務は1人体制かつ専門性が高いので、他の職員がフォローしにくいという問題があります。

 

ぼくが広報担当だったとき、祖父に不幸があった日と校了日が重なっていることがありました。

広報担当でなければ他の人に任せることもできたのですが、このときはどうしても修正対応などで出勤しなければならず、仕事を優先せざるをえませんでした。

 

客観的な理由がなければ紹介できない

 

広報紙は行政が発行している冊子なので、全てにおいて公平性が重視されます。

 

面白くてぜひ紹介したくなるような取り組みをしている人や企業がいても、「なぜ広報紙で取り上げるのか?」という客観的な理由がなければ広報紙で紹介することはできません。

 

実際ぼくも取材したい対象がいても、公平性の観点から諦めたことが何度もありました。

『面白さ』よりも『正しさ』を優先しなければいけないのは、公務員の宿命ともいえます。

 

人と接することが特に多かった

 

広報担当はとにかく人と接する機会が多いです。

 

取材で会う住民や企業はもちろん、特集の打ち合わせや内容の確認などで他課ともかなり頻繁に連絡をとります。

 

コミュニケーションをとらなければ進まない仕事なので、人と接することが苦手な人にはかなり辛い担当ともいえます。

 

ぼくは一見社交的に見られることが多いんですが、実は人とコミュニケーションをとるとかなり消耗するタイプです。

 

なのでほんとは今みたいにずっと在宅で、誰とも合わずにリモートで仕事している方が絶対性格的には合っているんですよね。

 

広報の仕事はやりがいもあって好きでしたが、決して業務内容が自分に合っていたとは思いません。

 

土日が潰れる

 

広報担当が取材するイベントは、だいたい人が集まりやすい土日に開催されることが多いです。

なので1人体制の広報担当になると、1年のうち半分くらいの土日祝日は取材でつぶれます。

 

とはいえ取材が終われば帰れるので、1日中つぶれることは取材が重ならない限りありません。

取材に慣れて効率的に要点を抑えられるようになると、30分くらいで切り上げることもできるようになります。

 

「平日の有休がとりやすくなる」というメリットもありました。

 

公務員の広報担当で感じたメリット4選

タイピングするサボリン

 

ハードワークができるようになった

 

1人体制の広報担当はホントに激務です。

 

広報担当時代には、月100時間超えの残業が2ヶ月続いたことがあります。

 

もう二度と経験したくありませんが、それだけ働いた過去があるおかげでハードワークに対する耐性がつきました。

 

フリーランスは、一定の成果を出すまでの下積み期間にどうしてもハードワークが必要です。

 

フリーのプログラマーとして独立した初期は、毎日10時間以上休みなしでコーディングしていました。

今は1日の大半はブログ執筆にあてていますが、作業時間と休みなしの習慣は変わっていません。

 

今でもまとまった作業ができている習慣があるのは、間違いなく広報担当のときにハードワークした経験があるから。

 

どんなに辛くても「あのころよりは楽だ」と思えるようになり、かなり作業に対するハードルが変わったと感じます。

 

とはいえ自分の意思だけであそこまで自分を追い込むことはできなかったはずで、やはり締め切りなど強制力が働く環境があったからこそです。

 

スキルが身についた

 

広報担当で使うAdobeのソフトはワードなどの使い方と全然違います。

 

くせが強いので慣れるまで多少時間が必要なのですが、使いこなせるようになるとHPなどで使うバナーなども作ることができるようになります。

 

ぼくの収入源は主にHP制作ですが、その時に使う画像を作成する際にかなり助けられました。

 

またこのブログのアイキャッチを作成するときにも役立っています。

 

↓アイキャッチ

アイキャッチ

 

有休がとりやすかった

 

「広報担当は土日出勤が多い」というのは周知の事実なので、平日の有休がとても取りやすいというメリットがあります。

 

ちなみに土日出勤した場合、まずは代休を消化することが推奨されていましたが、代休で申請してしまうと土日に働いた給与はでません。

 

しかも有休も全部消化できるわけはないので、できるだけ代休は使わずに有休で申請した方がお得です。

 

うまくごまかしながら、代休ではなく有休として申請していました。

 

魅力的な人にたくさん会えた

 

広報担当はいろいろな人に取材をとおして会うことができます。

 

公務員時代は名刺を持っていてもほとんど使わなかったのですが、広報担当のときはすごい勢いで名刺がなくなっていきました。

 

取材対象となる人は、これから何かをしようとしている人や、何かを成し遂げた人たちです。

 

前向きなエネルギーにあふれた人たちとの出会いから、いろいろなことを学びました。

 

特に「自分の好きなことを仕事にしている人」に何人も出会うことができ、そのことが退職を考える大きなきっかけになりました。

 

広報担当のスキルを活かせば副業も可能

パソコンを持つサボリン

 

広報担当で身に付けたスキルがあれば、それだけで稼ぐことも可能です。

 

これは大げさでもなんでもなく、実際にぼくがそうでした。

 

例えば以下のような仕事で稼ぐことが可能です。

 

Web制作(プログラマー)

 

Photoshopが使えれば、画像編集に関する業務がこなせます。

 

以前ランサーズでクラウドファウンディングのLP制作を受注したのですが、Photoshopを使用した画像編集作業のみで7万円ほどの報酬をいただくことができました。

 

また画像編集スキルに加えてHTMLなどのコーディングができれば、Webサイトを作ることができます。

 

Webサイトの案件であれば10万円以上の相場感になるので、大きく稼ぐことも可能になります。

 

プログラミングといってもHPを作るときに使うのは、HTMLとCSSという言語でそれほど難しくはありません。

 

Webライター

 

またWebライターという選択肢もあります。

 

ライターとは、Webメディアなどに記事を寄稿して報酬をもらう仕事のことです。

 

最初は文字単価1円などからスタートですが、実績を積めば積むほど文字単価はどんどん上がっていきます。

中には月100万円以上を稼ぐ凄腕ライターも。

 

そもそも公務員は決裁書などで文章作成することが多いですが、広報担当は記事や特集の制作のためそれ以上の文章を書きます。

 

新採ちゃん
膨大な文章を書いてきた広報担当は文章作成に慣れているので、ライターとしての業務もスムーズにこなせそうですね!

 

まとめ:公務員の広報担当は美味しいポジション

旗を持つサボリン

 

残業が100時間を超えたり担当課からの理不尽な修正要求があったりなど、大変で責任が重いくせに割に合わないことが多いのが広報担当です。

 

ただ公務員からキャリアチェンジを考えている人、特にフリーランスの活動に興味がある人にとっては、これ以上ない環境がそろったポジションともいえます。

 

今でもなんとか収入を得られているのは、広報担当でした経験があるからに他なりません。

 

DTPで広報紙を毎月しっかり発行している広報担当のポテンシャルは、本人が思っているよりもすごい!ということが少しでも伝われば幸いです。

 

では今回もお読みいただきありがとうございました!

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