- 公務員なんか辞めて楽そうなフリーランスになりたいけど、上手くいくかどうか不安…
- 公務員からフリーランスになって実際どれくらい稼げるの?
- 公務員からフリーランスを目指すのはやっぱり無謀?
こんな悩みや疑問に答えます。
公務員は確かに安定していますが、仕事は決して楽ではないしどれだけ頑張って成果を上げても給料に反映されにくい業種です。
そうした公務員の生活に嫌気がさして、フリーランスの生活に憧れている公務員の方もいるのではないでしょうか?
この記事を書いているぼくは、5年間地方公務員として働いた後に退職し、現在はフリーランスとして活動しています。
-100x100.png)
記事内では、フリーランスとして1年間働いたリアルな収益も発表しています!
では前置きはこのへんにして早速はじめていきましょう。
公務員退職後にフリーランスになって受注した仕事
フリーランス独立初期はクラウドソーシングで仕事を獲得していました。
使っていたのは主に『Lancers』で、Web制作部門で報酬額上位20%のみが選ばれる『認定ランサー』に選ばれました。
途中からは直案件の依頼などもいただけるようになり、徐々にそっちがメインに。
クラウドソーシングの案件より報酬も高いし、納期などの調整がしやすいのはやっぱり直案件の方でした。
-100x100.png)
受注してきた中でも印象的だったのはこちらの『富山県氷見市』をテーマにした地域特化ブログです。
ぼくの実績を見てくれた地元の経営者の方から直接連絡を受けて制作し、記事の執筆などの運用面にも携わっています。
ぶっちゃけ記事の執筆は時間がかかるし取材や交通費で赤字になるので全くお金にはなっていません笑
それでも何故地域ブログに取り組むのか?
ぼくのロールモデルに、埼玉県でフリーランスとして活動している浅見ゆたかさんという方がいます。
めちゃくちゃ稼いでいるフリーランスの方なのですが、この方が最初に行ったのが『ちちぶる』という地域メディアの運営でした。
>>ローカルWebメディア運営やめました。PVから収益まで全部公開。ちちぶる運営の軌跡
-100x100.png)
フリーランスになってからの1年の収益

実際お金はどれくらい稼げるのか気になりますよね?
ということでぼくがフリーランスとして活動してきた1年間の収益を発表したいと思います。
フリーランス1年目の収益
1ヶ月目 | 5,500円 |
2ヶ月目 | 43,000円 |
3ヶ月目 | 233,000円 |
4ヶ月目 | 10,000円 |
5ヶ月目 | 80,000円 |
6ヶ月目 | 120,000円 |
7ヶ月目 | 125,000円 |
8ヶ月目 | 450,000円 |
9ヶ月目 | 306,000円 |
10ヶ月目 | 60,000円 |
11ヶ月目 | 0円 |
12ヶ月目 | 600,000円 |
収入が極端に下がっている4〜7ヶ月目は、エンジニアとして就職するために就職活動に集中していたため(結局就職はせず)。
また10〜11ヶ月目については、先に書いた地域特化ブログや当ブログなど即金性が低い事業にリソースを割いていたため収益が下がっています。
貯金はとっくに尽きていたこともあり、実家暮らしでなければ厳しかったですね…
ただ12ヶ月目で60万円稼げたことから、フリーランスとして50万円以上稼ぐ感覚は分かりました。
-100x100.png)
楽になりたい→『フリーランスになろう!』はやめとけ

-100x100.png)
ネットなどでもてはやされている影響で華やかな印象ばかりが先行しているフリーランスですが、実際の働き方とは少しギャップがあります。
確かにフリーランスはパソコンさえあればどこでも働けるので、場所には縛られません。
しかし全体的な労働時間は確実に公務員のときより増えます。
実際多くのフリーランスを見てきましたが、毎日休みなく働いている人がほとんどでした。
『フリーランスになって働きたいときだけ働こう!』というモチベーションの人はフリーランスに向いていません。
-100x100.png)
公務員の『時給制』とフリーランスの『成果報酬制』の違い
公務員とフリーランスで一番違うのは、報酬の受け取り方です。
まず公務員のような会社員は『時給制』です。
会社で規定されている所定の時間に出勤して働けば給料はもらえます。
しかしフリーランスは完全な『成果報酬制』です。
クライアントやユーザーに価値提供できなければ報酬はもらえません。
なので1,000時間以上働いても成果が出せていない場合は、普通に報酬0円なんてこともあるのがフリーランスです。
-100x100.png)
出勤して労働さえすれば確実に給料がもらえる公務員と、どれだけ働いても報酬が0のこともあるフリーランス。
この点が両者の一番大きな違いだと思います。
公務員からフリーランスになって感じたメリット

-100x100.png)
①成果さえ出せれば収益は青天井
フリーランスは『成果報酬制』なので、どれだけ働いても報酬が0円のことも普通にあります。
ただ成果さえ出せれば収益もどんどん上げていくことができるので、1ヶ月で100万円以上稼ぐことも可能なのがフリーランスの特徴。
公務員として普通に働いていてもそんな給料はもらえませんよね。
-100x100.png)
②嫌な仕事は断ってもいい
公務員の場合はやりたくないという理由だけで、自分の担当の仕事を断ることはできませんよね?
ただフリーランスの場合は、自分で受注する仕事を選べるので嫌な仕事は断れます。
ぼくも『この人は合わないな…』と思ったクライアントの案件は、後々トラブルになりそうなので断っています。
もちろんその場合は他の仕事で収入を確保する必要がありますが、こうやって『自分の納得できる仕事』の割合を増やしていくとかなりストレスが減りました。
-100x100.png)
③時間・場所問わず自由に動けるようになる
今は働く時間も場所も全部自分で決めることができるので、行きたいときに行きたい場所に行けるようになりました。
美容院や病院などは平日の日中でも行けるし、県外の知り合いを訪ねて1ヶ月は県外で観光&作業するなんて生活も可能。
-100x100.png)
まとめ:公務員を辞めてフリーランスになってもいい人
ではどのような人が公務員を辞めてフリーランスになるべきなのでしょうか?
それは『公務員を辞めなければやりたいことができない人』です。
例えばぼくの場合は『プログラミングで稼げるようになりたい』というのが退職の一番大きな理由でした。
-100x100.png)
しかしただ『仕事が大変だから』という理由でフリーランスになるのは絶対にNG。
理由は簡単で、フリーランスが公務員よりも楽な訳はないからです。
-100x100.png)
ただ自分のやりたいことが公務員の立場ではできない人は別です。
それが稼げるか稼げないかに関わらずどうしても挑戦したいのであれば、退職することを前提に考えていいと思っています。
一度しかない人生で一番不幸なのは『あのときああしていれば良かった…』と行動しなかったことを悔やむ後悔ではないでしょうか?
-100x100.png)
もし自分のやりたいことで結果的に稼げなかったとしても、バイトなどをして生活費を稼げば生きていくことはできます。
バイトはひとつの選択肢でしかありませんが、要は生きていくための方法は公務員以外にもたくさんあるということです。
なので公務員を退職してフリーランスを目指そうと考えている人は、『自分がフリーランスになりたい理由は何なのか?』という部分をしっかり深堀りすることをオススメします。