
・公務員の初任給はいくらくらい?
こんな疑問にお答えします。
この記事を読んでいる方の中には、公務員の初任給について気になっているという方も多いのではないでしょうか?
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では前置きはこのへんにして、早速はじめていきましょう。
国家公務員の初任給
学歴 | 初任給 |
総合職(院卒) | 213,000円 |
総合職(大卒) | 186,700円 |
一般職(大卒) | 182,200円 |
一般職(高卒) | 150,600円 |
出典:国家公務員の初任給の変遷(行政職俸給表(一)) | 人事院

国家公務員の「総合職」とはいわゆる「官僚」のことです。
いろいろな部署を早いスパンで異動しながら、どんどん出世していくのが特徴です。
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地方公務員の初任給
都道府県(一般行政職)
学歴 | 初任給 |
大卒 | 184,574円 |
短大卒 | 164,190円 |
高卒 | 150,627円 |
出典:平成30年地方公務員給与の実態 | 総務省(以下同じ)
政令指定都市(一般行政職)
学歴 | 初任給 |
大卒 | 180,643円 |
短大卒 | 160,533円 |
高卒 | 147,807円 |
市役所(一般行政職)
学歴 | 初任給 |
大卒 | 181,597円 |
短大卒 | 162,159円 |
高卒 | 149,558円 |
町村役場(一般行政職)
学歴 | 初任給 |
大卒 | 179,295円 |
短大卒 | 160,275円 |
高卒 | 148,021円 |
初任給から引かれる金額は?

公務員の初任給から引かれるのは、所得税のみで約5,000円くらいです。
しかし2ヶ月目の給料からは所得税に加えて、保険料と年金も払わなければならず控除が3万円くらい増えます。

公務員初任給の推移は?
公務員の初任給は微増している

「公務員の退職金がどんどん減っている」ことはよく報道されているので、初任給も同じように減っているのでは?と不安に思う方もいると思います。
国家公務員(大卒)の初任給の推移を、平成元年から5年ごとを目安にグラフ化してみました。
グラフを見てみるとわかるとおり、国家公務員の初任給はここ20年くらいは微増傾向にあることが分かります。

初任給が支払われる日はいつ?
国家公務員は16〜18日、地方公務員は21日が多い

初任給の振込日
- 国家公務員:4月16〜18日のいずれか(各省庁によって違う)
- 地方公務員:4月21日が多い(各地方公共団体によって違う)
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公務員1年目のボーナス

4月から新たに公務員になった場合、最初に迎えるのは夏のボーナスです。
公務員のボーナスは、基準日から過去6ヶ月以内の勤務状況や勤務成績から算出されます。
夏のボーナス
- 支給日:6月30日
- 基準日:6月1日
新卒で入った公務員は4月から基準日の6月1日まで2ヶ月ほどしか勤務していないことになるので、夏のボーナスはその分少なくなります。
ちなみにぼくの時は、手取りで9万円くらいでした。
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まとめ:公務員の初任給
本記事の内容をまとめます。
本記事のまとめ
- 公務員の初任給は微増傾向
- 公務員1年目の夏ボーナスは、2ヶ月分(冬は満額)
ちなみにぼくの初任給は手取りで13万円くらいでした。

ぼくが勤めていた町役場は大半が地域手当がない自治体なので、どうしても給与水準は低くなります。
もしこれから公務員を目指すのであれば、「職場が近いから」という単純な理由だけでなくしっかり給与面なども考慮して選ぶことをオススメします。
では今回もお読みいただきありがとうございました。