
・公務員としてモチベーションを持って働く方法は?
こんな疑問にお答えします。
この記事を読んでいる方の中には、「モチベーション高く働くことができない・・・」と悩んでいる公務員の方や「公務員の人はどういうモチベーションで働いているのだろう?」と疑問に思っている公務員志望者の方も多いのではないでしょうか?
-100x100.png)
それでは前置きはこのへんにして、早速はじめていきましょう。
公務員がモチベーションを保てない2つの理由
基本的に同じ作業の繰り返し
公務員の仕事は、毎日同じ作業の繰り返しが多いです。
「同じことを淡々と繰り返すだけ」で仕事をしたことになるため、やりがいも感じにくいです。

成果が給与に反映されない
公務員は年功序列の世界なので、どれだけ頑張っても給与は変わりません。
前任者と比べてどんなに大きな成果を残しても、毎日適当に仕事をしている同期と同じ給料なのが公務員の宿命。
そんな環境では、仕事に対するモチベーションが上がらないのも無理はありませんよね。
むしろ頑張れば頑張った分だけ大変な仕事を任されることも多く、損をしてしまうことも多々あります。
優秀な職員は激務部署を転々とし、問題がある職員は責任のない楽な部署を転々とするのは、どこの役所でも共通しています。
-100x100.png)
モチベーション高く働いている公務員もいた
-100x100.png)
そういった人たちはどのような動機で働いていたのか、紹介していきます。
承認欲求が強い人
モチベーションの高い職員の特徴としてまずあげられるのが、承認欲求が強い人です。
特定の人、もしくは会社から認められたいという気持ちが仕事に向かう強いエネルギーになっていました。
こういう人は評価を得るために努力できる人が多いので成果を出している人も多いのですが、中にはその成果を盾に人を見下すような発言をする人もいました。
-100x100.png)
\関連記事/
目的がある人
ぼくの友達に県庁に務める技師がいるのですが、彼は「将来、地図に載るような橋を作りたい!」と言っていました。
何か将来の目的があるような人は、日々の業務もそのための下積みだと思ってモチベーション高く働いていた印象です。
皆さんはイソップ寓話の中にある「3人のレンガ職人の話」を知っていますか?
レンガ積みの仕事を「ただのレンガ積み」だと思ってこなすだけの人もいれば、「歴史に残る偉大な大聖堂を作っている」と捉えている人もいます。
同じ作業でも目的があるかないかで、仕事に対するモチベーションは全然違います。

公務員として働く上でモチベーションは必要ない
個人的な考えですが、公務員として働いていく上でモチベーションは必要ないと考えます。
モチベーション高く仕事すると、敵を増やしてしまうことがある
モチベーションを高く持って仕事をすると、仕事の進め方や内容上のいろいろな改善点が気になるようになります。
公務員の仕事では、効率性よりも正確であることが重視されるため、改善を言い出せばキリがありません。
ただ大多数の職員は、やり方を変えることによって発生する余計な手間を嫌います。
そのためモチベーションの高さゆえに新しいアイデアをどんどん提案して実行する人は、会社内で敵を増やしやすい傾向にあります。
出版経験もある優秀な公務員の方とお会いした際、「優秀な公務員はバンバン仕組みを変えていくけど、その分庁内で変人扱いされて敵が多いのが普通ですw」と話していました。
公務員の仕事は担当業務で割り振られており基本的には個人プレーが多いですが、ちょっとした他課への照会など最初から最後まで1人で完結するものは少なく、協力なしでは進められないものばかり。
庁内に敵が多いと仕事がやりにくくなってしまうため、モチベーション高く働くのも考えものです。
公務員のモチベーションは他の分野でいかすべき
公務員の仕事にモチベーションを活かすことは、必要ありません。
-100x100.png)
副業に挑戦する
仕事以外の空いた時間に、副業に挑戦してみるのはいかがでしょうか。
転職市場で不利といわれる公務員ですが、副業である程度利益が出せるようになると転職の可能性が大きくひらけます。
もちろん独立することも可能ですね。
公務員の副業は禁止されていると思っている方も多いですが、正確には「禁止ではなく制限」です。
-100x100.png)
「公務員の副業」に興味がある方はこちらの記事をご覧ください。
\関連記事/
スキルアップ
「公務員はつぶしが効かない」と言われますが、それは業務の中で専門的なスキルや知識が身に付かないから。
自発的にスキルアップに努めて専門的な知識やスキルを身につけることができれば、市場価値を高めて転職することは十分可能です。
-100x100.png)
これまでは公務員試験を突破して公務員になれさえすれば、特に自己研鑽は必要ありませんでした。
しかしAIの導入や推し進められる職員数削減など、以前と比べて今の公務員をとりまく環境は大きく変わっています。
「公務員試験になれたから、もう勉強は必要ない!」という意識の公務員は、今後かならず行き詰まることになるでしょう。
-100x100.png)
趣味に打ち込む
公務員は定時に帰れることも多く、基本的に土日休みのため、趣味に打ち込んでいる人が多かったです。
実際ぼくが働いていたときも
- マラソン
- サーフィン
- ジムでトレーニング
などアクティブな趣味を持っている人が多い印象でした。
公務員でない人には理解されにくいですが、公務員には仕事上の様々なストレスがあります。

\関連記事/
まとめ:
本記事の内容をまとめます。
本記事のまとめ
- 公務員の仕事は、モチベーションを保ちにくい
- 公務員の仕事に、モチベーションは必要ない
- 副業やスキルアップにモチベーションを持って取り組むべき
では今回もお読みいただきありがとうございました。