公務員の将来性

公務員はオワコンなのか?オワコン化した公務員にならないための3つの方法

異動になったサボリン

 

  • 公務員はオワコンなのか?
  • オワコン化する公務員にならないためには?

 

こんな疑問にお答えします。

 

この記事を読んでいる方の中には、「公務員はオワコンと言われているが、実際のところはどうなの?」と不安に思っている公務員志望者の方も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は、「公務員はオワコンなのか?」という点について紹介していく記事です。

 

本記事の内容

・「公務員がオワコン」といわれている理由

・オワコン化する公務員にならないための対策

 

それでは前置きはこのへんにして、早速はじめていきましょう。

 

「公務員はオワコン」と言われている理由

「公務員はオワコン」と言われている理由

 

なぜ「公務員はオワコン!」と言われるのでしょうか?

 

その理由について説明していきます。

 

「公務員はオワコン」と言われる理由

  1. 公務員数が削減されているのに仕事は減らない
  2. AIで代替できる仕事が多い
  3. 市場価値を上げるのが難しい

 

①公務員数が削減されているのに仕事は減らない

 

以前に比べて公務員の数はどんどん削減されています。

 

国家公務員は今後5年間で3万人を削減、地方公務員に至っては2040年までに半分になると言われています。

 

一方業務の方はというと減るどころか、多様化する行政ニーズに対応するためむしろ増えてきています。

 

職員一人一人の負担はますます大きくなっており、休職者の割合も年々増加しています。

 

新採ちゃん
以前のように「公務員は仕事が楽で給料が高い」時代は終わっているんですね・・・

 

②AIで代替できる仕事が多い

 

「公務員の仕事はAIによって奪われる」という話を聞いたことがありませんか?

 

公務員の仕事には機械で自動化できる単純作業も多く、そうした作業はいずれAIなどの先端技術で代替されていくといわれています。

 

実際すでにいくつかの先進自治体では、AIによる業務の代替が始まっています。

 

公務員の仕事が徐々にAI技術によって代替されていく流れは、今後も進んでいくとみて間違いないでしょう。

 

③市場価値を上げるのが難しい

 

「公務員はつぶしが効かない」という話を聞いたことがありませんか?

民間企業から公務員には転職できても、公務員から民間企業への転職は難しいという話もよく聞くと思います。

 

これは公務員としてキャリアを積んでも、市場価値を高められないことが理由です。

 

市場価値を高められないため=公務員は転職が難しい=公務員はつぶしが効かない、という話になるんですね。

 

なぜ公務員は市場価値を高められないんですか?

 

専門的なスキルや知識が身に付かない

 

公務員が市場価値を高められないのは、公務員としてのキャリアの中で専門的なスキルや知識を身につけられないからです。

 

公務員の仕事は、量が膨大なので時間がかかるものが多いですが専門性が必要ない業務がほとんど。

 

新採ちゃん
やり方を知っていれば誰でもできる業務が大半です。

 

そのため、公務員は仕事をとおして他業種でも活かせるような専門性を身に付けることが難しいんですね。

 

また公務員には一定のスパンで異動があります。

 

公務員の異動は、転職といっていいくらい業務内容が変わります。

数年おきにガラッと仕事内容が変わるため、ひとつの分野を深く掘り下げていく体制にはなっていません。

 

「専門性が必要ない仕事が多い」「数年おきの異動」というシステムがあるため、公務員は市場価値を上げにくいのが現状です。

 

オワコン化する公務員にならないために

オワコン化する公務員にならないために

 

とはいえ公務員という職業にはいろいろなメリットがあります。

今後も公務員として必要とされ続けるためには、「オワコン化した公務員」にならないための努力が必要です。

 

「オワコン化した公務員」にならないためにはどうすればよいのでしょうか?

 

①都市部などの人口が増えている自治体

 

まずは安定して働けるような環境を選ぶことが大切です。

 

より安定した環境で働きたいのであれば、人口が増加している都市圏などの自治体を選ぶべきでしょう。

 

ちなみに都市部や政令指定都市は地域手当の比率も大きいため、地方の自治体に勤める公務員と比べて収入に大きな差があります。

 

②積極的に新しいことを取り入れている自治体

 

新しい施策や技術を積極的に取り入れている、チャレンジングな自治体を目指すというのも手です。

 

なぜなら先進的な事業を担当するチャンスや、新しい提案を受け入れる風通しの良さがあるからです。

 

ぼくは以前総務省のモデル事業の担当だったことがありますが、その時の経験はプログラマーの転職活動中に大きく評価されました。

 

先進的な取り組みに携わった経験は、公務員でも自分の市場価値をアピールできる貴重なポイントになります。

 

③専門的なスキルを身に付ける

 

以前は職員数にも余裕がある上に行政サービスも今より複雑では無かったため、一度公務員試験に受かって公務員になってさえしまえば、特に自己研鑽する必要はありませんでした。

 

実際ぼくが公務員として働いていた時も、業務時間外に勉強して自発的にスキルアップを図っているような人はいませんでした。

 

しかし今後、公務員をとりまく環境は大きく変化していきます。

 

公務員でも業務時間外でスキルアップするための行動をしていかないと、いわゆるオワコン化した公務員になってしまうでしょう。

 

スキルアップといっても具体的に何をすればいいんでしょうか?

 

オススメなのはプログラミングです。

 

先に紹介したように、今後は公務員の業務にもどんどんAIなどの先端技術が導入されていきます。

調整する際にプログラミングに関する知見が少しでもあると、かなり柔軟に対応できるようになるはずです。

 

またプログラミングができるようになると、自分の作業を自動化することができます。

 

実際にぼくの職場でも、プログラミングを組んで単純作業を自動化している人がいました。

 

まとめ:公務員の今後は厳しい

まとめ

 

今後公務員をとりまく環境はますます厳しくなっていくのは間違いありません。

 

ただ労働環境が安定しているのは間違いないし、福祉厚生も充実しているので魅力的な職業です。

 

自分もそう思って公務員になったのですが、もっと早い時期から時間とお金を自分に投資する習慣をつけておくべきだったと後悔しています。

 

積極的に時間外に勉強するような意識の公務員はあまりいないので、行動するだけでリードすることが可能ですよ!

 

では今回もお読みいただきありがとうございました。

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