- 町役場の仕事がつまらないので辞めたい
- 退職金のためにこのまま働き続けるべきなのか
- 辞めずに続けていたら後から後悔するかも
こんな悩みに答えます。
公務員ってまわりから良く見られがちですが、本人にしか分からない悩みが多いですよね。
離職率も低く退職のハードルも他の仕事より高いので、実際に動き出せる人は決して多くないはず。
この記事を書いているぼくは地元の町役場で5年働いた後に退職した元公務員です。
実際に町役場を辞めたいと思って悩んでいた時期が長かったので、同じ立場にいる方の悩みはよく分かります。
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町役場で働いた5年間の経緯
ぼくは新卒で町役場に就職した後、退職するまで約5年間にわたって公務員として働きました。
働いていた自治体の異動スパンはだいたい2〜3年くらいでしたが、結果的に3回異動し計4ヵ所の部署を経験しました。
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なお異動した部署の経歴は以下のとおりです。
ちなみに一番忙しかったのが広報課で、一番仕事にやりがいを感じられたのも広報課でした。
詳しくは下記記事に書いてありますので、よろしければご覧ください。
>>【実体験】町役場の広報担当になると月20万稼げるスキルが身に付く理由を紹介
町役場を辞めた3つの理由
①仕事が全く面白くなかった
1つめの理由は「仕事が全く面白くなかったから」です。
町役場の仕事の大半は、県からの照会や月単位のルーティン業務です。
市役所などと比べて職員数が少ないため、いろいろな業務を兼務して同時進行していかなければなりません。
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逆に、今の収入源になっているプログラミングはとても楽しく作業ができています。
なぜかというと『圧倒的に成長が実感できる瞬間が多い』から。
たとえば前は3日かけなければできなかったことが、次にやったときは1時間もあればできるようなことが多々あります。
プログラミングって1回書いたコードならそのまま使えることも多いので、作業時間の短縮がかなりしやすいんですよね。
またやればやるほど知識やスキルがついて、その分単価も上がっていきます。
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広報担当だったときに「自分は成長を実感できる仕事のほうが向いている」と気がつきました。
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②公務員の仕事は楽じゃないと気付いた
2つめの理由が『公務員の仕事は楽じゃないと気付いたから』です。
つまらなくても仕事が楽であればまだいいのですが、決して公務員は楽な仕事ではありませんでした。
もちろん部署によって忙しさに差はあるのですが、広報担当だったときは月の残業時間が100時間を超えることもざらにありました。
そもそもぼくが公務員を目指したのは『仕事が楽そうだから』というのも大きな理由。
ただ実際に公務員として働いてみて、それが間違っていたことを実感しました。
仕事である自営業の人と話した際に『楽な仕事なんてどこにもない。それなら自分の好きな仕事をした方がいい』という言葉を聞き、確かにそのとおりだと納得した経験があります。
今後年齢が上がって係長などの管理職になれば、今よりももっと忙しくなることは確実です。
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③後から「辞めておけばよかった…」と後悔したくなかった
最後は「辞めなかったことを後から後悔したくなかったから」です。
きっとこれが一番大きな理由でした。
公務員は確かに安定しているし、民間企業のようにノルマや競争もありません。
世間体もいいので職業を聞かれて困ったことはなかったし、退職金もちゃんともらえるので老後の生活も安泰です。
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公務員退職のハンデ
- 民間企業と違って、失業保険がもらえない
- 専門的なスキルがなく転職にいかせない(市場価値が低い)
- 公務員を退職したことに対してマイナスイメージを持たれることも
「つぶしが効かない」といわれる公務員は、いざ公務員を辞めて転職しようとなるとけっこうハードモードです。
なのでまわりを見ても、辞めたいと思いつつ仕方なく仕事を続けている人がほとんどでした。
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もちろん退職する前はいろいろ悩みましたし、「食えなくなったらどうしよう…」と不安にもなりました。
でも「最悪アルバイトでもすれば死ぬことはないだろう!」と開き直ったことで、退職する決断ができたんです。
もちろん公務員を辞めてしまった後に、退職したことを後悔する日がくるかもしれません。
しかしそれ以上に「あの時辞めておけば良かった…」と退職しなかったことを後悔することの方が怖く感じました。
これまでの人生を振り返っても「失敗するくらいならやらなきゃよかった…」ということより、「うまくいかなかったけど挑戦して良かった」と思えることの方が多かったと気付きました。
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まとめ:町役場を辞めた3つの理由
本記事では、ぼくが町役場を辞めた理由について紹介してきました。
公務員として働いた5年間があったからこそ自分の適性ややりたいことがわかったので後悔はありません。
退職した現在はフリーランスとして、Webサイトを作ったり記事を作成したりしながら生活しています。
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もし以前のぼくと同じように『町役場を辞めたい…』と悩んでいる方がいたら、こちらの記事もご覧ください。
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参考【町役場を辞めたい人向け】元町役場職員が公務員退職前にするべき2ステップを紹介【後悔】
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