市役所の仕事が辛い・キツいと感じる5つの理由【市役所勤務経験有り】

市役所の仕事が辛い・キツいと感じる5つの理由【市役所勤務経験有り】
  • 市役所に就職しようと思っているけど、思ったより仕事がきつかったらどうしよう…
  • 市役所の仕事がきついと感じるのはどんな時?

 

こんな悩みや疑問に答えます。

 

この記事を書いているぼくは、市役所勤務経験ありの元地方公務員です。

 

[st-kaiwa-saborin-smile]本記事では、実際に市役所で働いていたぼくが

  • 実際に配属された部署での業務内容
  • 市役所の仕事できついと思ったこと
  • 仕事がきついと思ったときの対処法

について紹介していきます。[/st-kaiwa-saborin-smile]

 

この記事を読むことで、自分は市役所職員に合っているかどうか?が分かりますよ!

 

それでは前置きはこのへんにして、早速はじめていきましょう。

 

目次

市役所職員として働いたときの業務内容

 

ぼくは町役場職員と5年間勤めましたが、1年間だけ他の市役所に派遣されたことがありました。

そのとき配属されたのが『企画課』です。

 

企画課の特徴

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  • 業務の幅が広く、新規事業が多い
  • トップが力を入れたい事業が多い
  • 優秀な人が多く、激務になりがち
  • 他課との調整がかなり多め

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企画課は役所の中でもいわゆる出世コースです。

やりがいはあるのですが、その分激務になりがち。企画課時代の残業時間と休日出勤は、以下のような感じでした。

 

  • 残業時間:月30〜50時間
  • 休日出勤:月2〜4日

 

業務量は同じ係でもバラバラで、残業が常態化し常に終電ギリギリまで働いているような人は、月の残業時間が平均100時間を超えていました。

 

[st-kaiwa-saborin-smile]企画課は激務にも耐えられるよう、優秀なことはもちろん、体力的にもタフな人が配属されていました。[/st-kaiwa-saborin-smile]

 

市役所の仕事がきつい5つの理由

 

ここからは、市役所の仕事がキツい5つの理由について解説していきます。

 

市役所の仕事がキツい5つの理由

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  1. 決裁権者が多い
  2. 仕事がキッチリしている
  3. 異動ガチャで働きやすさが決まる
  4. 改善が難しい
  5. 公務員バッシングがある

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[st-kaiwa-saborin-smile]以下、詳しく解説していきますね。[/st-kaiwa-saborin-smile]

 

①決裁権者が多い

 

町役場との比較で実感する場面が多かったのですが、市役所は町役場よりも決裁権者の数が多くなります。

例えば町役場の場合なら「課長→副町長」になるのですが、市役所の場合は「課長→部長→副市長」という構造になっていました。

 

一人でも間に入る決済者が増えるだけで、決済の手間は大きく変わります。

 

[st-kaiwa-saborin-nayami]ちょっとした文書でもいちいち決済が必要なんで本当に面倒なんです…[/st-kaiwa-saborin-nayami]

 

 

②仕事がキッチリしている

 

町役場との比較なのですが、市役所は仕事の進め方がかなりキッチリしていました。

 

かなり細かい事例を紹介すると、公務員は出張に行く際に『出張伺』という書類を回します。

上司に『◯◯の用事で出張に行く予定なのですが許可をもらえますか?』と確認するための書類ですね。

 

出張に関する許可をもらうものなので、本来は出張前に回覧しなければなりません。

ただ形式的なものなので、町役場のときはぶっちゃけ出張後に回覧することがザラにありましたw

 

[st-kaiwa-saborin-nayami]ただ市役所の場合は、絶対に事前に回さなければいけない雰囲気でした。[/st-kaiwa-saborin-nayami]

 

もちろん進め方として理想なのは市役所の方です。

しかし何かと融通が効く町役場の環境に慣れていた身からすると、堅苦しさを感じたのも事実です。

 

③異動ガチャで働きやすさが決まる

 

異動は市役所に限らず公務員の宿命です。

『異動ガチャ』と例えられるように、楽な部署に飛ばされるか激務部署に飛ばされるかは完全に運次第といえます。

 

[st-kaiwa-saborin-nayami]異動ガチャで外れを引くと、少なくとも次の異動がある数年間はその環境で働かなければなりません。[/st-kaiwa-saborin-nayami]

 

 

④改善が難しい

 

市役所は、仕事の進め方を改善していくことが難しいです。

改善によって一時的に業務量が増えたり、前例踏襲できないやり方に抵抗感を感じたりする人が一定数いるからです。

 

 

[st-kaiwa-saborin-nayami]実際ぼくは、効率化できる方法があるにも関わらず非効率な方法で仕事を続けなければいけないことにかなりストレスを感じました。[/st-kaiwa-saborin-nayami]

 

ちなみに町役場の場合は、もっと柔軟に改善できました。

職員数が少ないためにひとつの業務をほぼ一人が行っており、他の職員に影響が出にくいのが主な理由でしょう。

 

⑤公務員バッシングがある

 

市役所で働いていると、公務員バッシングを受けることがあります。

明らかに理不尽なクレームにも対応しなければいけないのは、公務員の宿命とはいえ辛いです。

 

 

公務員として働く以上、バッシングされる場面は避けられません。

[st-kaiwa-saborin-nayami]『何かしら理由をつけて公務員をバッシングしたい!』と思っている層は、一定数います。[/st-kaiwa-saborin-nayami]

 

>>なぜ公務員はバッシングされるのか?バッシングする人のタイプや実体験を紹介

[st-card myclass=”st-no-shadow” id=”2583″ label=”参考” pc_height=”” name=”” bgcolor=”#cccccc” color=”#ffffff” fontawesome=”fa-file-text-o” readmore=”off” thumbnail=”on” type=”text”]

 

市役所の仕事がキツくて辞めたい時は?

 

[st-kaiwa-sinsai-panic]市役所の仕事が辛くて辞めたいんです…[/st-kaiwa-sinsai-panic]

と悩んでいる方もいると思います。

 

ぼくも公務員1年目から仕事を辞めたいと思っていましたし、実際に同じことを思っている方はたくさんいます。

 

まず理解しておいてほしいのは、公務員の転職は一般的な転職よりも不利になるケースが多いということ。

[st-kaiwa-saborin-nayami]公務員は業務の中で専門性が身に付けにくいため、他業種への転職がけっこう難しいんです。[/st-kaiwa-saborin-nayami]

 

では市役所を辞めたいときは、どうすればよいのか?

公務員として働きながら、転職に困らないようなスキルを身につけることをオススメします。

 

ぼくは公務員在職中にプログラミングを学び、退職後にフリーランスとして独立しました。

現在は、以下3つの収入源があります。

 

[st-mybox title=”現在の収入源” fontawesome=”” color=”#757575″ bordercolor=”#ccc” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”2″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

  • プログラミング
  • ライティング
  • ブログ

[/st-mybox]

 

公務員は副業が制限されているので、働きながら実績を積むことは難しいです。

しかし学習するだけならできるはずですよね。

 

[st-kaiwa-saborin-smile]公務員時代に必要な学習を終えてスキルを身に付け、退職後にすぐ稼げる状態にしておけばフリーランスとして独立することも可能ですよ![/st-kaiwa-saborin-smile]

 

まとめ:市役所の仕事が辛い・キツいと感じる5つの理由

 

本記事では、主に『市役所の仕事がキツい理由』をテーマに解説してきました。

公務員は楽な仕事というイメージがありますが、世間のイメージと実際の現場には大きなギャップがあります。

 

[st-kaiwa-saborin-nayami]特に異動ガチャで激務部署に配属された場合、公務員として働く確かなモチベーションがなければかなり辛いです。[/st-kaiwa-saborin-nayami]

 

『やりたいことがないからとりあえず公務員を目指そう!』と思っている方は、もう一度自分のキャリアについて真剣に考えてみてはいかがでしょうか?

>>【実体験】「やりたいことがないからとりあえず公務員」はやめとけ【公務員は勝ち組?】

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では今回もお読みいただきありがとうございました。

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