- 貯金がないから公務員を辞められない…
- 貯金ができてから公務員を辞めるべき?
こんな悩みや疑問にお答えします。
この記事を読んでいる方の中には、公務員を辞めたいと思いつつもまとまった貯金がないために仕事を続けている方も多いのではないでしょうか?
この記事を書いているぼくは、5年間町役場で働いた後に公務員を退職しフリーランスとして独立しました。
金遣いが荒く在職中はほとんど貯金できていなかったため生活が苦しい時期もありましたが、なんとか1年間フリーランスとして活動を続けることができ現在に至ります。
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この記事を読めば、「貯金がないことは公務員を退職できない理由にならない」ことが理解できますよ。
それでは前置きはこのへんにして、さっそくはじめていきましょう。
5年働いた公務員時代の貯金はほぼ0だった
ぼくは公務員時代に全く貯金ができませんでした。
もらった給料はほぼ飲み会と遊び、あとはギャンブルに使っていました。

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今になって思うとこのころは、仕事のストレスを浪費することで解消していました。
実際退職してからは、アルコールやギャンブルにかかる出費はかなり減りました。
手元にあるのは退職金とボーナスをあわせた100万円だけで、プログラミングスクールの受講料や各種分割払いの未払いがあり借金があるような状態。
ちなみに公務員なので退職手当ももらえません。
フリーランスとして独立するも初月の報酬は5,000円
退職後はフリーランスのプログラマーとして独立しました。

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退職1年目は税金や保険料の支出がエグいです。
加えてカードの分割払いなどで毎月の固定費が10万円くらいあったので、退職4ヶ月ほどで貯金が底をつきました。
そして1ヶ月後のカード引き落としまでに、なんとしても10万円が必要というギリギリの状態…(すでにアウト)
その日は不安で眠れませんでしたが、「やるしかない!」と切り替えて営業をかけまくりました。
1日10時間以上パソコンと向き合える習慣がついたのも、このころからです。
営業の効果やまわりのサポートもあって徐々に案件が舞い込んでくるようになって、なんとかその月のカード未払いは回避。
そして4ヶ月目には1ヶ月の受注金額が50万円を超え一気に収入が伸びました。
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時間は最大の資産。1年あればかなり成長できる
退職を考えている公務員の中には「あと1年間だけ公務員として働き、できるだけ貯金してから退職したい」というような方もいると思います。
もちろんお金はあるに越したことはありませんが、そのために犠牲にする1年間はかなり価値があるということも忘れてはいけません。
実際ぼくも、公務員を退職してからの1年でこれだけの変化がありました。
公務員退職後1年間の変化
- 1ヶ月間北海道をキャンプで1週
- 北海道で行われた1ヶ月間のフリーランス養成合宿に参加
- フリーランスとして独立し公務員時代の月収を上回った
- 地元の法人から直接声をかけられて仕事をもらえた
これらは公務員として1年同じ環境にいたら絶対にできなかった経験です。
またプログラマーの転職活動をしている時に実感しましたが、未経験の他業種へ転職する時に一番の武器になるのは「若さ」です。
個人的な考えですが1年我慢して100万円貯金してから退職するくらいなら、100万円借金してでも1年間早く辞めた方が絶対に良いです。
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「少しの貯金とひきかえに失う時間は人生にとってプラスかどうか?」しっかり見定めてから決断することをオススメします。
まとめ:貯金がなくても公務員は辞められる
というわけで公務員を退職しフリーランスになったぼくの実体験を紹介させていただきました。
金欠と案件に追い込まれ年末年始も返上して作業している時は、かなり精神的にしんどかったです。
ただやるしかない状況だったからこそ自分も極限まで追い込めたし、そのおかげでスキルが身に付いたという実感はあります。
確かに公務員を退職する時にまとまった貯金があると良いのは間違いありません。
ただぼくの経験上、本気で頑張れるのなら貯金がなくてもなんとかなります。
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では今回もお読みいただきありがとうございました。