- パチンコを辞めたいと思っているのに誘惑に負けてついパチンコ屋に行ってしまう…
- 収支をつけたり現金を持たないようにしたりするけど、どうしてもパチンコが辞められない…
- 暇な時間があるとパチンコ以外でどう時間を使えば良いのか分からない…
こんなことに悩んではいないでしょうか?
ぼくもこれまで様々な方法でパチンコを辞めようとして色々な方法を試してきましたが、その度に挫折を繰り返してきました。
辞めたいと思いつつもパチンコ屋に行ってしまう習慣は、本当に辛いですよね…
ひどい時は週7でパチンコ屋に通いながら、ボーナスを1ヶ月でスった時の絶望感は今でも忘れていません。
そんなぼくでもパチンコを辞められたのは、筋トレを始めたことがきっかけでした。
この記事では依存症だったぼくがどのようにパチンコを辞めることができたのか、詳しく紹介していきたいと思います。
ギャンブル依存症だったときの話
実際どれくらいパチンコ屋に行っていたのか?
1番多い時は、平日の仕事終わり+土日も行っていたので毎日ペース。特に土日は開店から閉店までいることもザラでした。
収支に関しては当然ひどくて、プラスになる月は1年の中で1月か2月あるかないか(しかも数万円くらい)。
それ以外の月はほぼマイナスで毎月5〜10万円前後の負けは当たり前で、ボーナスももらって1ヶ月後には全てパチンコに溶かしてしまうくらい依存していました。
当時は依存症の自覚はありませんでしたが、ちょっとの時間でもパチンコ屋に足を運び、財布が空になるまで帰らないのは完全に依存症だったと思います。
パチンコを辞められないのはあなたの意志が弱いからではない
現在、パチンコを辞められずに悩んでいる方はまず『パチンコを辞められないのは意志が弱いから』ではないことを知ってください。
- 激アツ演出時に脳内で放出されるドーパミンには依存性がある
- 持ち金を全部使ってしまうのはセロトニンの減少による
- 音と光で五感を疲労させ強制的に判断力を低下させている
上記のように、人間が辞めにくいように設計されているのがパチンコなのです。
1台のパチンコ台を作るのにかかる期間は約2年間。開発費は5億円ともいわれています。
それだけの時間と金と人手をかけて作られると考えれば、面白くて辞められないのもわかりますよね。
なのであなたが今パチンコを辞められないでいるなら、それは意志のせいではありません。
なので自分を責めないで大丈夫ですよ。
分岐点はパーソナルジムに1ヶ月通ったこと

ぼくがパチンコを辞められた分岐点は、パーソナルジムに1ヶ月通ったことがきっかけでした。
1ヶ月(週2回パーソナル)という短い期間でしたが、通う前と後では明らかに体が変わりました。
かかった金額は5万円。高いと思う方もいるかもしれませんが、パチンコをやる人なら1日で溶かせる金額です。
パーソナル終了後もジムに通って筋トレは継続。筋トレが習慣化したことによって
- お酒を飲まなくなる
- ジャンクフード・揚げ物を控える
- 早く寝るようになる
というように、自然とマイナスな生活習慣を遠ざけるようになりました。
筋トレはキツいです。でもこのキツいってのが大事です。
キツいトレーニングした後に筋トレの効果下げるようなことわざわざしたくないですよね?
パチンコには次に紹介するように、筋トレの効果を下げる側面もあることを知ってからパタっと辞めることができました。
パチンコで負けると筋トレにも悪影響がある
パチンコで負けると財布だけでなく、筋トレにも悪影響があるんです。参考になる調査を紹介します。
- 1994年FIFAワールドカップアメリカ大会決勝の観戦者の観戦前後のテストステロン値を調査
- 優勝したブラジルファン→テストステロン上昇
- 負けたイタリアファン→テストステロン減少
参考:ひいきのチームの勝ち負けで“一喜一憂” 「スポーツ観戦」の心理的影響は? 臨床心理士が解説
自分の応援しているチームが勝った時にはテストステロンが上昇
逆に負けたときにはテストステロンの値が減ったそう。
ギャンブルでも上記のように、勝ったときはドーパミンが分泌されテストステロンが上昇したことが報告されています。
パチンコ負けたときって、何もする気が起きなくなりませんか?
あれば単なる気分の問題ではなく、実際に活力の源になるテストステロンが減少している影響もあるはず。
パチンコで浪費する『時間』の大切さに気がついた
パチンコを打つ人ならわかると思うのですが、実際は当たっている時間よりも圧倒的に当たっていない時間の方が多いです。
競馬などのギャンブルと違って、パチンコは基本的に長期戦のギャンブル。
負けた時は失った『お金』に目がいきがちですが、お金以上に大切な『時間』を失っています。
パチンコ屋で過ごす時間は、全く自分の成長にはつながりません。
ぼくたちには寿命があり、人生の残り時間は限られています。
後から取り返すことができない貴重な時間を本当にパチンコで浪費して良いのか?
そう考えるようになってから自然とパチンコ屋に行く回数が減っていきました。