- 静的ページと動的ページとは?
- WordPressってどういう時に使うべき?
この記事を読んでいる方の中には、「静的ページ」と「動的ページ」の違いについて十分理解していないという方も多いのではないでしょうか?
この記事を書いているぼくは、未経験から独立した現役フリーランスエンジニアです。
主にWordPressを用いたWebサイト制作を請け負っており、月50万円ほどの収入を得ています。
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では早速はじめていきましょう。
静的ページと動的ページの違い
「静的ページ」とはHTMLファイルで作られたWebページのことで、どんなユーザーにも同じ内容のページを表示します。
一度作ってしまえば特に内容を変える必要のないときに採用されます。
対して「動的ページ」は名前通り動きがあるページのことで、アクセスしたときの状況に応じたページ内容を表示できるWebページのことです。
今ご覧になっているこのブログや、会員制のWebサイトなどは全て動的ページによって作られています。
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動的ページは少し時間はかかるもののどんなリクエストにも対応できる柔軟力のあるお店のようなイメージです。
ポイント
- 『静的ページ』はHTMLファイルで作られたページのことで、どんなユーザーにも同じ内容のページを表示する
- 『動的ページ』はユーザーの行動に応じて違う内容を表示できるページで、更新機能や会員機能が実装できる
静的ページと動的ページのメリット&デメリット

なら全部「動的ページ」で作ってしまえばいいんじゃないでしょうか?
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それぞれの特徴を理解したうえで、目的に応じた適切な方法を選ぶことが重要ですよ。
静的ページのメリット・デメリット
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静的ページのメリット
- 表示速度が早い
- セキュリティ対策の負担が少ない
ユーザーごとに新たにページを生成する動的ページに比べてあらかじめ作ってあるページをそのまま表示するだけなので、表示は早くなります。
また個人情報や記事データを蓄積できるデータベースを使わないため「セキュリティ対策の負担も少ない」です。
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静的ページのデメリットは以下の点です。
静的ページのデメリット
- リアルタイムの更新に不向き
- ユーザーに応じた表示内容の切り替えはできない
サーバーにアップしてあるHTMLファイルを表示するしかないため、内容を変えたい場合はHTMLファイルそのものを変更する必要があります。
動的ページのように手軽にページ内容を変更できないため、リアルタイムの情報発信などには不向きです。
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また登録会員のみが閲覧できるページなど、ユーザーに応じて表示内容を変えることもできません。
静的ページが向いているサイト
- 1度作成してしまえば内容はほぼ変更しない
- とにかく表示速度を重視したい
動的ページのメリット・デメリット
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静的ページのメリット
- 情報更新が簡単にできる
- ユーザーに応じて表示内容を変えられる
後で説明するWordPressなどを使えば、プログラミングの知識がなくても情報更新が簡単にできます。
またユーザーに応じて表示内容を変えることも可能で、登録会員しか見られないようなページも作ることができます。
動的ページのデメリットは以下の点です。
動的ページのデメリット
- 静的ページに比べて表示速度が遅くなる
- セキュリティ対策しなければならない
あらかじめ作成してある内容を表示する静的ページに比べると、動的ページの方が若干表示速度は遅くなります。
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また動的ページは個人情報や記事作成に関わるデータを扱うこともあるため、セキュリティ対策は必ず行わなければなりません。
動的ページが向いているサイト
- ブログや会員登録などの機能が欲しい
- 今後カスタマイズして機能拡張していきたい
動的ページの機能が欲しいならWordPress一択

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WordPressの特徴
- 無料で使える(ドメインとサーバーは必要)
- プログラミング知識がなくても記事作成やデザイン変更が可能
- 圧倒的なシェア率があるため日本語の情報も豊富
- 各種プラグイン(無料or有料)を使用すれば簡単に機能拡張
WordPressはとても拡張性が高いうえに、日本語ドキュメントも豊富です。
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これだけの便利なシステムでありながら無料で使うことができるので、世界中のWebサイトで広く採用されています。
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