- MacでWordPressのローカル環境ってどうやって作ればいいの?
- 複数のローカル環境を同時に作成する方法は?
こんな疑問にお答えします。
案件を受注して実際にサイトを制作していくときは、自分のPC内に構築したローカル環境を使って作業を行なっていきます。
でも案件に慣れていないときって、ローカル環境をどうやって作るのか?よく分からない方も多いと思います。
実際ぼくも本やサイトを調べながら苦労して理解した記憶があります。
この記事では、WordPressを使ったWebサイト制作で必須となるローカル環境を構築する方法について解説していきます。
PC環境は『Mac』を想定しているので、Windowsの方は下記記事をご覧ください。
そもそも『ローカル環境』とは?
そもそも『ローカル環境』についてよく理解できていません…
『ローカル環境』とは、個人のPC内に構築された開発環境のことです。
Webサイトのカスタマイズを依頼された際、いきなり本番環境で作業を行うとWebサイトの表示が崩れたり見られなくなったりといろいろなトラブルが起こる可能性がありますよね?
なのでまずはエラーが起こっても問題ないようローカル環境で作業を行います。
ローカル環境で作業を行い、問題がなければWebサイトが公開されている本番環境に移行するという手順です。
『MAMP』について
WordPressはPHPという言語で作られています
またサイトを管理するためのユーザー情報や、更新性のある『新着記事』や『実績紹介』などはデータベースというシステムを使っています・
WordPressの開発環境を構築するには別サーバーが必要になるが、専門的な知識が必要でハードルが高いでが現状。
それを一括で解決してくれるのが、MAMPというツールです。
STEP1:MAMPをインストールする
まずはMAMPのインストールから始めていきます。
『Free Download』をクリック
使っているMacのスペックにあっている方をクリック。
(2022年頃を基準にIntel→M1に切り替わっています)
インストールされたファイルをクリック。
『MANP PRO』をアンインストールする
MANPをインストールしたとき同時にインストールされる『MAMP PRO』は必要ありません。
MANPを起動するたびにウインドウが開いて邪魔なので、アンインストールしておくのがオススメです。
アプリケーション一覧から『MAMP PRO』のアイコンを右クリック。
パッケージの内容を表示をクリックします。
Contentsをクリック
MacOSをクリック
STEP2:データベースを作成する
続いてデータベースを作成します。
データベースには、記事や画像、ユーザー情報などが
phpMyAdminに接続し、左上の『データベース』をクリックします。
左上のデータベースをクリック
①データベースの名前を記入(覚えやすいもので)
②『作成』をクリック
名前は作るサイト名に合わせると分かりやすいですよ
左側に作成したデータベース名が表示されていればOK
STEP3:WordPressをインストールする
続いて『WordPress』をインストールします。
ダウンロードしたzipファイルをクリックして展開します。
インストールしたWordPressを、MAMP内にある『htdocs』に配置します。
名前を変えておくと分かりやすくて便利です。
続いて『MAMP』のアイコンをクリックし、右上の『START』をクリックします。
これでMAMPが起動し、WordPress環境を扱えるようになりました。
続いてプラウザのURL欄に『localhost』と入力しエンターを押します。
ここに先ほど『htdocs』内に配置したWordPressファイルが表示されます。(ひとつしかないときはひとつだけ表示されます)
一番最初に接続したときは以下のような画面が表示されます。
左下のボタンをクリックしましょう。
一番最初に接続したときは以下のような画面が表示されます。
左下のボタンをクリックしましょう。
先ほど作成したデータベース情報を入力します。
- データベース名:先ほどphpMyAdminで作成したデータベース
- ユーザー名:『root』と入力
- パスワード:『root』と入力
上記項目を入力し『送信』をクリックします。
『インストール実行』をクリックします。
続いてWordPressのログイン情報などを入力します。
パスワードも自由に設定できますが、あまりに簡単なものだと下記のようにエラーが出る場合があります。(設定は可能)
入力が終わったら『WordPressをインストール』をクリックします。
『ログイン』をクリックします。
先ほど入力したユーザー名もしくはメールアドレスと、パスワードを入力し『ログイン』をクリックします。
情報に間違いがなければ、WordPressの管理画面に遷移できます。