本記事の内容
- 公務員の仕事を無断欠勤するとどうなるの?
- 無断欠勤による給与や昇進への影響は?
こんな疑問にお答えします。

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ということで今回は「公務員の欠勤」というテーマで紹介していきます。
では前置きはこのへんにして、早速はじめていきましょう。
公務員が無断欠勤するとどうなる?

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懲戒処分の中では『免職』が最も重く、『戒告』が最も軽い処分となります。
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- 10日以内の無断欠勤:減給 or 戒告
- 11日〜20日以内の無断欠勤:停職 or 減給
- 21日以上の無断欠勤:免職 or 停職
給与・賞与は欠勤日数に応じて減額される

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仕事を欠勤したということは『定められた時間分の労働をしていない』ということなので、当然その分の給料は差し引かれてしまいます。
また賞与(ボーナス)についても給与と同じく出勤日数に応じて計算されるため、欠勤日数が多ければ多いほど減額されていきます。
一番軽い『戒告』でも昇進・昇給に影響あり
懲戒処分の中で最も軽い「戒告」でも、一度受けてしまうと後々の昇進や昇給に影響します。
無断欠勤を繰り返してしまうと、厳しいペナルティを受ける可能性があることは理解しておきましょう。
欠勤が認められる「正当な理由」とは?
先ほど紹介した、欠勤に関する国家公務員法をもう一度引用します。
- 正当な理由なく10日以内の間勤務を欠いた職員は、減給又は戒告とする。
- 正当な理由なく11日以上20日以内の間勤務を欠いた職員は、停職又は減給とする。
- 正当な理由なく21日以上の間勤務を欠いた職員は、免職又は停職とする。

欠勤にもいろいろな理由が考えられるため、ケースバイケースです。
たとえば「単純に勤務態度が悪い」という欠勤であれば正当な理由と認められることはないでしょう。
しかし会社内でセクハラやパワハラを受けていたり、なんらかの体調不良なのであれば、「正当な理由である欠勤」と認められる場合もあります。
実際に公務員が欠勤で処分された事例
過去に実際に神奈川県であった事例を紹介します。
- 2019年9月、神奈川県環境農政局の男性職員(54)が、度重なる欠勤をしたことから戒告処分
- 男性職員は2018年に、職場に体調不良と電話連絡したうえで1〜4時間の5回にわたって欠勤
- 年休は使い切っていたため欠勤扱い
- 上司に医療機関の受診を指示されたにも関わらず応じなかったことから、「正当な理由なく欠勤を続けた」と判断
この事例で問題なのは、「受診を指示されたにも関わらず応じなかった」点です。
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無断欠勤したいくらい公務員の仕事が辛い人へ

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世間一般的に公務員の仕事は楽だとイメージされることが多いため、なかなか公務員の苦労は理解してもらえないですよね?
元公務員だから分かりますが公務員の仕事は決して楽ではないですし、特殊な業務や人間関係なので人によって合うか合わないかは間違いなくあります。
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実際ぼくはこのタイプでした。
仕事が辛いとかではなくて、とにかく役所という空間にいることにストレスを感じてしまうんです。

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特にWeb系のスキルがあれば、時間や場所の自由度が高い働き方が実現できます。
ぼくはプログラミングを勉強したおかげで、公務員生活から抜け出しフリーランスとして独立することができました。
今は在宅で仕事をしながら、公務員以上の収入を得ることができています。
これはぼくが特別だったとか全然そんなことはなく、行動さえすれば誰でも実現可能です。
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まとめ:公務員の無断欠勤は懲戒処分の対象になる
本記事の内容をまとめます。
本記事のまとめ
- 公務員が無断欠勤すると懲戒処分の対象に
- 欠勤は昇進・昇給に影響してしまう可能性がある

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なぜ無断欠勤していたのか正確な理由は知りませんが、休んだ職員の仕事は他の職員がカバーしなければなりません。
外からみていて、欠勤した職員のサポートにまわっていた職員はかなり大変そうでした。
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では今回もお読みいただきましてありがとうございました。