- 公務員の人間関係ってどんな感じ?
こんな疑問にお答えします。
この記事を読んでいる人の中には、「公務員の人間関係で悩んでいる。転職を考えているけど、人間関係が理由で辞めて後悔しないだろうか?」と不安に思っている方もいるのではないでしょうか?
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本記事の内容
- 独特な公務員の人間関係について
- 実際の体験談
- 公務員の人間関係に悩んだ時
それでは前置きはこのあたりにしてさっそく始めていきましょう。
公務員の独特な人間関係

公務員の職場は閉鎖的
公務員の職場は、「縦割り行政」といわれるように部署ごとに明確な線引きがなく横のつながりもないためかなり閉鎖的です。
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毎年4月には新規採用職員も入ってきます。
しかし1年もすると考え方や働き方も公務員っぽくなってしまいます。
役所は人の入れ替わりが少なく、風通しが悪い組織です。
管理職の中には派閥のようなものを作る人もいます。
仕事のできるできないに関係なく、輪の中に入れない人は仲間外れにされてしまうような風潮があります。
県や市よりも、特に町村部のような小さい自治体でこの傾向は顕著です。

人間関係が仕事に影響する
公務員の仕事は担当課で完結するものは少なく、いろいろな課をまたぐ仕事が多いです。
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例えば人によっては「誰から頼まれたか?」で仕事をするかしないかを分ける人も多く、人間関係は仕事を円滑に進めていく上で特に大事です。
公務員として働く上で「仕事を正確にこなす」「根回しをしっかりしておく」ことも大切です。
しかし最も大切なのは「敵を作らないこと」です。
生活圏と職場が近いので情報が筒抜け
ぼくもそうだったのですが、公務員の中には住んでいる自治体と働いている自治体が同じ人が多いです。
家から職場が近いので通勤時間などが短いなどメリットもあるのですが、距離が近すぎるゆえのデメリットもあります。
うつ病で休職している方などの場合、家の近くの公園やスーパーに行っているところを別の職員に見られる可能性があります。
実際そうしたケーズがあり、次の日には「意外と元気そうだった」という噂がすぐに広まっていました。
自分意外にも生活圏と職場が近い人が多いので、どこに行っても誰かに見られてしまうことが多いです。
地元のTSUTAYAやスーパー銭湯に行った時は、9割以上の確率で誰かと遭遇します。
実際の体験談
女性比率の少ない職場
役所にはいろいろな課がありますが、男性と女性比率は課によってバラバラです。
半々なところもあれば、課によって大きく男性と女性の比率が偏っている部署もあります。
ぼくが新卒で配属された福祉課は、保育や介護関係の係も含まれていたということもあり7:3くらいの割合で女性が多い職場でした。
力仕事などは率先してやったり女性職員の
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ただその分男性職員の結束はかなり強く、毎月「男子会」と称した飲み会が開催されていました。
地元の先輩など断れない頼み
公務員は、地域イベントの貴重なスタッフ要員として動員されることが多々あります。
地域イベントの一例
- 住民運動会のリレー選手
- スポーツ大会の運営補助
- 住民自由参加のBBQで焼き場担当
もちろんこれらは仕事ではないので断ることもできるます。
ただ家が近い同じ職場の先輩から頼まれることが多かったので、無下に断るわけにもいきませんでした。

もし「休日に地域のイベントなどで絶対に拘束されたくない!」という人であれば、住んでいる自治体とは違う自治体を志望することをオススメします。
人間関係を変えるためには「転職」が一番早い
人間関係に悩んでいる公務員が環境を変えるためには、2つの方法があります。
ひとつめの方法が「異動を待つ」ことですが、異動で自分の理想的なポジションにいける可能性は低いでしょう。
毎年人事に提出していた異動希望調査の希望が叶ったことは5年間で1度もなかったですし、まわりでも聞いた話はありません。

ということで人間関係に悩んでいる公務員が環境を変える一番手っ取り早い方法は、やはり「転職」でしょう。
Web系への転職がオススメ
もし「転職するにしてもどういう業界が良いのか分からない・・・」という方であれば、Web系への転職がオススメです。

Web系の業種
- プログラマー
- Webデザイナー
- ブロガー
- ライター
- Webマーケッター
なぜWeb系への転職をオススメするのかというと、以下のようなメリットがあるからです。
- 専門的なスキルが身に付く
- 時間と場所の自由度が高い
Web系の業種に特別な才能は必要ありません。
誰でも「継続すること」さえできれば、確実にスキルは身についていきます。
公務員の人は、公務員試験などをとおして「毎日コツコツ継続することが得意」な人が多いはずです。
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フリーランスという道もある
転職意外にも、フリーランスとして独立するという道もあります。
以前は「会社に属さず個人で稼ぐ」ということが信じられませんでしたが、実際そんなぼくでもフリーランスとして生計を立てることができています。
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「場所と時間の制限が嫌い」「組織よりも個人で働きたい」という人には、フリーランスが合っていると思います。

まとめ:公務員の人間関係について
公務員の人間関係は独特なので、人によって合う合わないは明確に分かれると思います。
もし「自分は合わない・・・」と感じるのであれば、そのまま定年まで何十年も公務員を続けるのはかなり大変でしょう。
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では今回もお読みいただきありがとうございました。