公務員の退職

公務員を辞めたいのは甘い?辞めたい4つの理由や退職後に後悔したことも紹介

公務員を辞めたいと思うのは甘い?全くそんなことはありません【気にする必要ナシ】
  • ノルマもリストラもない公務員でも辞めたいのは甘い?
  • 公務員から民間企業に転職できるという考えは甘い?
  • 転職先を決めずに公務員を辞めるのは甘い?

 

この記事を書いているぼくは、町役場を5年勤めた後に退職しました。

退職前は「何のスキルや経験もない自分が、果たして公務員を辞めて生きていけるのだろうか…」と思うこともありましたが、今はフリーランスエンジニアとして生活することができています。

 

この記事では公務員を辞めたいと思いつつも不安で迷っている方に向けて、「ぼくがなぜ公務員を辞めたのか?」という体験談を中心に紹介していきたいと思います。

 

結論からいうと、公務員を辞めたいと思うことは全く甘いことではありません。

むしろ他業種に比べて転職のハードルが高いことを考えると、公務員を辞めることはかなり大きな挑戦です。

 

では前置きはこのへんにして、早速はじめていきましょう。

 

「公務員を辞めるのは甘い」と言われる理由

 

そもそもなぜ「公務員を辞めるのは甘い」と言われるのでしょうか?

それには以下のような理由が考えられます。

 

  • ノルマがなくてリストラもない公務員ですら務まらない=甘い
  • ノースキルの公務員は民間企業に転職できない=甘い

 

確かに公務員にはノルマもリストラもありません。

だからといって公務員の仕事が楽かというと、決してそんなことはないですよね。

 

部署によって忙しさはピンキリですが、中には月の残業100時間超えが常態化している部署もあります。

効率化の概念が全くない職場に加えて、風通しの悪い人間関係。

こんな環境では公務員の仕事に魅力を感じられずに辞めてしまいたくなるのも全然おかしいことではありません。

 

ノルマやリストラがなくても公務員という働き方が合っていない人は確実にいるし、公務員でもちゃんと民間企業に転職できます。

 

一番避けたいのは退職後に「辞めなければ良かった…」と後悔すること。

まず「自分はなぜ公務員を辞めたいと思うのか?」という理由を掘り下げてみましょう。

 

公務員を辞めても転職できる

 

新採ちゃん
公務員を辞めても、他の業種に転職できるか不安です…
公務員を辞めて転職できている人はたくさんいますよ。

 

公務員→外資系企業

 

公務員→エンジニア

 

公務員→通信教育会社

 

またぼくのようにフリーランスという働き方を実現している人もたくさんいます。

 

公務員→フリーライター

 

公務員→フリーランスエンジニア

 

公務員→ブロガー

 

公務員を辞めたい4つの理由とは?

 

退職後に「公務員を辞めなければ良かった…」と後悔することはありませんか?
しっかり理由を掘り下げて決断したので、1度も後悔したことはありませんよ。

 

①他にやりたいことがある

 

ぼくが公務員を辞めた理由はこれでした。

公務員を辞めてプログラミングで稼いでいきたかったから辞めたんですよね。

 

「やりたいことが公務員の仕事を辞めなければできない」のであれば、退職するしかありません。

 

ただこの理由にはひとつ注意点があります。

それは「やりたいことを辞める理由にしていないか?」ということ。

たとえば本当は仕事がつまらなくて辞めたいけど、「自分はプログラミングがやりたいから退職しなければいけない」と理由を正当化することですね。

 

この場合は本気でやりたいわけではないので、退職後にプログラミングにコミットすることは難しいでしょう。

 

そうなってしまうと人生迷子になってしまう可能性が高いので、まず「自分がやりたいと思っていることは本気でやりたいことなのか?」見極めるようにしましょう。

 

これは、公務員として働いている間からやりたいことに関する行動を継続できているか?で分かります。

例えばぼくの場合はプログラミングで稼ぎたいとおもっていたので、公務員時代から以下のスケジュールを継続できるかどうか試しました。

 

公務員時代の学習スケジュール

  • 毎日5時に起床し出勤までプログラミング
  • 帰宅してから就寝1時間前までプログラミング
  • 休日は1日中プログラミング

 

結果的にこのスケジュールを継続でき自分の本気度が確認できたので、公務員を退職することにしました。

何かやりたいことがあって退職を考えている場合は、それが公務員のうちから時間を割いてまでやれることなのか試してみることをオススメします。

 

>>【初心者向け】0から時給5,000円のフリーランスプログラマーになるためのロードマップ

 

②仕事内容がつまらない

 

2つ目の理由は「仕事内容がつまらない」ことです。

公務員の仕事は「単純な業務を正確に繰り返す」業務が多いので、楽しいと思える仕事は少ないですよね。

ぼくも働いていた5年間の中で、仕事が楽しいと思えたのは広報担当だった9ヶ月だけでした。

 

こういう人は「自分が他に挑戦したいと思えることを見つける」のをオススメします。

見つかったあとは上に書いたように「公務員として働いている間も継続できて、仕事にしたいとおもえるか?」確かめてみましょう。

 

もしどちらも当てはまっているのであればGOです!

 

③職場の人間関係に悩んでいる

 

公務員って住民からのクレームやバッシング対応が大変そうと思われがちですが、実際に気をつかうのは職場内部の人間関係だったりします。

 

頻繁に外に出れる民間の営業などと違って、公務員の多くは基本的に一日中デスクワークです。

人の入れ替えもほとんどない環境なため、ごく限られた人間関係の中で働いていくことになります。

 

「コミュ力がないから公務員になろう」と思う人が少なくないですが、公務員こそコミュ力が必要ですよ…

 

実際課内に1人でも問題のある人がいると、まわりの人がつぶれていくパターンが本当に多いです。

 

人間関係に問題がある場合はいきなり退職するのではなく、まずは「休職」という選択肢を考えましょう。

公務員を辞めてやりたいことがある人は、この十分な時間を利用してスキルを磨いておくこともできます。

 

>>人間関係に悩んで辞めてしまう公務員が多い理由

 

④担当業務が忙しすぎる

 

最後は「担当業務が忙しすぎる」場合。

 

公務員の世界ってとにかく縦割りなので、忙しい部署と暇な部署の差がとにかく激しいです。

部署間はもちろん同じ係でも担当が違うだけで、残業に100時間以上の差がつくこともあるくらいです。

 

異動ガチャで仕事の忙しい部署に配属された場合は、次の異動を待つしかありません。

 

ただこの場合もいきなり退職という選択肢を選ぶのではなく、まずは「休職」して十分な休養をとりましょう。

真面目な人ほどギリギリまで頑張ってつぶれるまで働いてしまいがちですが、もっと公務員の恵まれた立場を利用していいと思います。

 

組織は1人が休んでもちゃんと機能しますし、一番大切なのは自分の体。

追い詰められて余裕がない時は極端な判断をしがちなので、まずは落ち着いて考える時間が必要です。

 

公務員を辞めるのは挑戦。後悔のない生き方を

 

公務員の退職は他業種よりも確実にハードです。

 

公務員の退職が難しい理由

  • 業務経験を生かせない
  • 失業保険が出ない

 

これだけのリスクがあっても恵まれた公務員という立場を捨てる決心をするのはかなり大きな挑戦。

公務員を辞めるのは甘いどころか、公務員を辞める決断をできる人の方が圧倒的に少数派なのは間違いありません。

 

公務員の離職率はかなり少なく、民間企業のおよそ10分の1です。

地方公務員の25歳未満の離職率の推移

>>【民間企業の10分の1】公務員の離職率は?離職率が低い5つの理由

 

公務員の仕事に不満を感じながらもダラダラ続けていく方が絶対に楽であるのは間違いありません。

 

厳しい決断をしようとしていることに自信を持ちましょう!

 

後悔しないためには「自分で決める」ことが大切

 

ぼくは公務員を辞めるか迷っているとき、よく「辞めるか辞めずに続けるか、後になって後悔が大きいのはどっちだろう?」と考えていました。

 

答えを出すときに意識したことが「自分で選んだ事なら後悔しない」ということです。

 

これまでの人生を振り返ってみると、自分で選んだことならたとえ上手くいかなくても後悔することはありませんでした。

逆に世間体や人の意見に流されて決めてきたことは、後になって後悔してしまうことが多かったです。

 

他者からみてどうするべきかではなく「自分がどうしたいか?」を考えて決めれば、退職してもしなくても後から後悔することはきっとありません。

 

自分で決めたことであればもし失敗したとしても「自分で選んだことだししょうがない!」と納得できると思えたときに、ぼくは退職を決断しました。

 

>>公務員を辞めて後悔したことはある?退職して1年の本音を語ります

 

【いきなり辞めるな】公務員を辞める前にしておくべきだったこと

 

公務員を退職する前にやっておいた方が良いことってありますか?
ぼくが公務員退職後に「これは退職前にしておくべきだった…」と後悔したことを紹介します。

 

①貯金をしておく

 

公務員は民間企業と違って失業手当がないため、転職先を決めずに退職すると文字通り無収入になります。

 

転職先を決めて退職する場合は別ですがもしそうでない場合は、ある程度まとまった貯金ができてから辞めるようにするべき。

特に退職1年目は税金と保険料の支払い額が大きいので、思っている以上に支出のスピードが早いです。

 

ちなみにぼくの場合は公務員時代にほとんど貯金できていなかったので、退職時に手元にあったのはボーナスと退職金を合わせた約100万円だけでした。

>>【実体験】貯金0で転職先を決めずに公務員辞めたらどうなった?

 

退職後数ヶ月で貯金が底をついたときは本当に辛かったです…

ぼくのようにならないためにも、安定した収入がある公務員時代にできるだけ貯金しておくことをオススメします。

 

②すぐ稼げる状態にしておけばよかった

 

2つ目の後悔は「すぐ稼げる状態にしておかなかったこと」です。

 

ぼくは退職後にフリーランスエンジニアとして独立しましたが、エンジニアが仕事をとる時はポートフォリオという成果物をまとめたものが必要になります。

退職後にポートフォリオを作成したのですが、完成までかなり時間がかかりその分稼ぐのが遅くなってしまいました。

 

ぼくのように退職後にフリーランスとして活動していきたい人は、『退職前にポートフォリオを完成させておく』のがオススメです。

 

公務員のうちからポートフォリオを作っておけば、退職後すぐに営業することができ効率よくスタートダッシュできます。

 

まとめ:公務員を辞めたいことは決して甘いことではない

 

本記事では「公務員を辞めることは甘い?」ということについて、ぼくなりの意見を書きました。

 

公務員は離職率が低く定年まで勤める価値観の人が多いので、どうしても退職したい人の気持ちが理解できない人もいます。

ただ一方では「公務員を辞めると決意できたことがすごい」と言われることもありました。

 

辞めたいと思いつつも実際に動き出せる人はかなり少数派です。それくらい公務員を辞めることにリスクがあるのは間違いありません。

 

何かやりたいことがあったり現状に不満があったりしても、実際には動けない人が大半です。

新しいチャレンジをしようとしていること自体に、もっと自信を持ちましょう!

 

では今回もお読みいただきありがとうございました。

-公務員の退職

© 2021 サボリン | 公務員からフリーランスになった人のブログ Powered by AFFINGER5