- 1年で異動する公務員っているの?
- 1年で異動する公務員の特徴は?
こんな疑問にお答えします。
この記事を読んでいる方の中には、「1年目で異動する公務員なんているのか?」と疑問を持っている方もいるのではないでしょうか?
ぼくが公務員として働いていたときも、少数でしたが1年目で異動の対象になる人は少なからずいました。
実際ぼくも1年ではないですが、1年半という短い期間で異動した経験があります。
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それでは前置きはこのへんにして、早速はじめていきましょう。
通常の異動のスパンは3〜5年

これは各地方公共団体によってだいぶ違いがありますが、ぼくが働いてきた町役場や市役所では、3年〜5年が異動の目安でした。
もちろん誰にでもあてはまるものではなく、長い人では10年近く同じ部署で働いているという人もいました。
公務員が1年目で異動する理由

まずは「公務員が1年目で異動する理由」から紹介します。
仕事ができない
仕事ができない職員は、異動の対象になります。
仕事ができない公務員の特徴
- ミスが多い
- 仕事が遅い
- 報・連・相をしない
こういう特徴のある人はどこの部署にいても迷惑なことが多いため、次の部署でも1年で異動しがち。
重要な仕事を任せてミスられても困るので、基本的には仕事が楽な部署に配属されます。
ぼくが新卒で公務員になったときの前任者がまさにこんなタイプの人で、引き継ぎをしてもらうときにいろいろと苦労した記憶があります。
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仕事ができない人は楽な仕事でも給料をもらえる一方で、優秀な人は激務部署をループする傾向があります。
多少会社内でうとまれても楽な仕事で同じ給料をもらえる方がコスパがいいんじゃ?と思うことも多々ありました。
勤務態度に問題がある
勤務態度に問題がある人も、異動の対象になります。
勤務態度に問題がある人の特徴
- 業務時間中に関係ないことをしている
- 遅刻や無断欠勤が多い
- 仕事が溜まっているのに有給を使う
一般的な価値観からは考えられないことですが、実際に「仕事が溜まっているのに有給を使って旅行にいきSNSを更新している人」や「日常的に無断欠勤してまわりに迷惑をかける人」がいました。
こういう人がいると職場に迷惑がかかるのはもちろんなんですが、職員のモチベーション低下にもつながります。
「こんな人でも給料がもらえるんなら、なんで自分は頑張って働いているんだろう・・・」と思ってしまうのも仕方ないですよね?
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メンタルの不調から復帰した人
うつ病で休職した職員は、1年目でも異動になることが多いです。
公務員の大規模な異動がある4月は、補助金の実績報告やら新年度事業の手続きやらで、1年の中でも有数の繁忙期。
ただでさえ慣れてない業務に加えて、いつもの倍以上の業務量をこなさなければならないため、異動早々に病んでしまう人も多いんです。

休職から復帰した場合は再発のリスクを避けるため、人事異動の処置をとられることが普通です。
異動の影響を玉突き的に受ける人
上記のような理由による人事異動があると、空いた穴を誰かが埋めなければなりません。
そうした玉突き的な理由で、異動する人がいます。
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ちなみに以前の自分はこの玉突き的な異動を経験しています。
【体験談】1年半で他県の市役所へ異動
最後にぼくの体験談を紹介したいと思います。
ぼくは1年間だけ他県のある市役所に派遣されていた時期があるのですが、このときの異動がいわゆる玉突き的な人事異動でした。
というのも、ぼくの前に派遣職員の候補になっていた男性職員がいたのですが、結婚を控えており異動を断ったそうです。

とはいえ人事も誰かを選ばなければいけない立場なので、その次に名前が上がったのがぼくでした。
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結果的にこの時いた部署を、1年半で異動することになりました。
若い方が吸収力が高いので、チャンスがあるなら若手公務員はどんどん異動して新しい経験を積んだ方がいいと思います。
まとめ:1年目でも異動する公務員はいる
いかがでしたでしょうか?
一般的に3年〜5年と言われている異動のスパンですが、紹介したように1年で異動する人もいます。
理由はもともと本人に問題がある人や、他の人の影響を受ける人などいろいろですね。

では今回もお読みいただきありがとうございました。