中途採用で公務員になると給料はどうなる?社会人経験枠の「職歴加算」について説明

中途採用で公務員になると給料はどうなる?社会人経験枠の「職歴加算」について説明します
  • 『職歴加算』とは?
  • 民間企業から公務員に転職した場合の給料は?
  • 公務員から公務員に転職した場合の給料は?
  • フリーターから公務員になった場合の給料は?

こんな疑問にお答えします。

この記事を読んでいる方の中には、これから公務員を目指そうと思っているが給与に不安を感じている方も多いのではないでしょうか?

本記事では、公務員に転職したときの『職歴加算』をテーマに紹介します。

目次

「職歴加算」とは?

公務員の中途採用には、過去の社会人経験を反映する「職歴加算」という制度があります。

職務経歴と在籍期間によって換算率が定められており、以下のような計算式で加算される職歴が算出されます。

なお、換算率は自治体ごとに定められていることに注意しましょう。

公務員に中途採用された時の「職歴加算」

民間企業→公務員 の場合

民間企業から公務員に転職した場合、これまでの社会人経験に応じた「職歴加算」が適用されます。

先に説明した「換算率」は自治体ごとによって違い、前職の業務内容によっても変わります。

おおまかな換算率はだいたい以下のようなものが多いです。

  • 5〜7割の換算率

公務員→公務員 の場合

公務員から公務員に転職した場合は、勤続年数がそのまま加算されます。

前職が他自治体で10年にわたって勤務していた場合、新しく採用された自治体でも11年目の職員と同じ給料体系になります。

フリーターの場合でも職歴加算は適用される

ではフリーターの場合はどうなるんでしょうか?

アルバイトなどでも正社員と同様、業務内容に応じた職歴加算が適用されます。

ただし『1週間につき30時間以上の勤務を1年以上継続していること』など自治体によって条件があるので、注意が必要。

ちなみにフリーターなどでも公務員になることは十分可能です。

実際にぼくの働いていた町役場にもいましたし、下記のようなツイートもありました。

まとめ:中途採用で公務員になると給料はどうなる?社会人経験枠の「職歴加算」について説明

最後に本記事の内容をまとめておきます。

本記事のまとめ
  • 公務員への転職は前職の業務内容と勤務年数に応じた「職歴加算」が適用
  • 「換算率」は自治体や前職の業務内容によって異なる
  • 「職歴加算」はフリーターでも条件を満たせば適用される

では今回もお読みいただきありがとうございました!

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